いつもの帰り道。

子供の頃の自分と出会った気がした。



あのころ遊んだ子鬼がひょっこり。

醜くて、小さくて、黒い子鬼。


家はどこ?

黒い子鬼は夜の闇に消えそう。


帰りはいつも手を振って見送ってくれた。



そんな夜の闇が懐かしかった。
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