微熱に侵されながら、森の木がバタバタと倒れていく夢を見る。

永い永い夢から醒め、時計の針に眼を遣るが、さっき目覚めた時間と同じだった。

眠りに落ち、眠りから醒め、何度繰り返しても時間は進まない。

同じ夢を見続け、いつしか森は無くなった。
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